Every Little Thing(エヴリ・リトル・シング、略称:ELT)は、日本の音楽グループ(バンド)。1996年8月7日にデビュー。エイベックス・マネジメント所属。
表記の仕方に関しては作品によって異なる事もあり、EVERY LITTLE THING(Graceful Worldなど)、every little thing(恋文/good nightなど)、エヴリ リトル シング(また あしたなど)とする場合もある。
概要
1996年にヴォーカル・作詞担当の持田香織、ギター・作曲・編曲担当の伊藤一朗、リーダー・サウンドプロデュース・キーボード・作詞・作曲・編曲担当の五十嵐充の3人で、1stシングル「Feel My Heart」でavex trax(エイベックス・ディー・ディー)からCDデビューした。同シングルはオリコンで最高位24位を記録し、約10万枚を売り上げた。
1997年に3rdシングル「Dear My Friend」でブレイクを果たす。1998年には8thシングル「Time goes by」がシングルで初めてミリオンヒットし、2ndアルバム『Time to Destination』が350万枚を超える大ヒットを記録した。 五十嵐の楽曲の世界観、シンセサイザーを駆使したサウンドと持田の歌声、ファッションが10代・20代を中心に支持を受けるようになり、1990年代後半を代表するグループに成長していった。
デビュー以来ハイペースでシングルリリースを続けてきたが、1999年はプロデュースのための十分な時間を確保したいという五十嵐の思いで、3月の11thシングル「Over and Over」、12thシングル「Someday, Someplace」とベストアルバム『Every Best Single +3』のリリース後はリリースやツアーのない期間を過ごした。
2000年、13thシングル「Pray/Get Into A Groove」、14thシングル「sure」と3rdアルバム『eternity』のリリース後、3月をもって五十嵐がプロデュース活動に専念するために脱退し、メンバーは持田と伊藤の2人になった。「五十嵐はフロントメンバーから脱退し、サウンドプロデューサーになる」と発表されたことから、テレビやライブ出演はせずに楽曲提供を続けるものと思われたが、3rdアルバム『eternity』からシングルカットされた15thシングル「Rescue me (Single Mix)」で携わっただけで、以降はELTの楽曲に直接的に五十嵐が長らく関与することは無かった。五十嵐の脱退から約9年後の2009年9月23日発売の36thシングル「DREAM GOES ON」、同年11月18日発売の37thシングル「冷たい雨」、2010年2月24日発売の38thシングル「Change」の3枚のシングルで、五十嵐がサウンドプロデューサーとして作曲・編曲を担当した。また、2010年3月24日発売の10thアルバム『CHANGE』でも、上記の3枚のシングル以外の収録曲で作詞、作曲、編曲を担当した。