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野狐禅
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鈍色の青春
Lyricist:竹原ピストル Composer:竹原ピストル・濱埜宏哉
コルクボードに貼りつけた恋人の写真がずりおちて こちらはかえって好都合あわせる顔などないのです キャラメルコーンの袋の中きっとこんな感じでしょう 背中が小さく丸まって最終電車に想うのです
カーテンからはみ出した夕陽の真っ赤 この侘しい直方体をぶった切っていく様を しばらくは黙って見つめていたのですが とうとうこみあげてくる感情を抑えきれなくなり 私にとってもはや禁句とさえ思えるその一言を 思わず口にしてしまったのです
「生きてもないのに、死んでたまるか!」
血迷ったおばちゃんのヘアカラーに似た夜明け前の混沌に口笛を浮かべれば Find more lyrics at ※ Mojim.com ミスマッチかと思いきや なかなかどうして すんなり溶けるのです 友よ、叶えた輝きに満ちている頃だろう 友よ、締めた悲しみがそっと癒えた頃だろう 私のこの今さらながらのバカバカしい武者震いを 笑ってやってくれないか‥‥
気まぐれに開いたノートブックの真っ白 くやし涙と同じテンポでこぼれ落ちる言葉たちを みるみる吸いとっていく様を しばらくは黙って見つめていたのですが とうとうこみあげてくる感情を抑えきれなくなり 私にとってもはや禁句とさえ思えるその一言を 思わず口にしてしまったのです
「生きてもないのに、死んでたまるか!」
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