- Lyrics
- Album list
雨宮天
-
風燭のイデア
Lyricist:雨宮天 Composer:雨宮天
現世(うつしよ)覆う帳 月をけぶらす長雨(ながめ) 飽かず今宵もまたうらぶれ 季節は移ろえども 褪せることを忘れて この心を埋め尽くす緋桜
結び違(ちが)えた糸を解き 戻ると言った契りはまるで呪いのよう
天つ風に乗って あなたの元へゆこうか 一目逢えたならば… ひらひら舞っては散りゆく希(ねが)い
白雪に落とされた 花の色数えては 実を結ぶ春日(はるひ)に思い馳せ 袖を濡らす涙も Find more lyrics at ※ Mojim.com 独りきりの夜更けも 唯一つの愛の他惜しまず
裏切り告げる 春の報せ 賭した愛だけ 恨みで編んだ餞 提げて
疾風(はやてかぜ)に乗って あなたの元へゆきます もう逢えぬのならば… ひらひら閃く刃の鋒(きっさき)
この身も愛も救われぬなら あとは悪意の巣食うままに 道を違(たが)えたその足掬い もろとも共に転げ落ちて地獄まで
業の風に乗って あなたと共にゆこうか 二度と離さないと ただただ待っては打ち泣く夜は明け ひらひら舞うように咲(わら)った貌(かんばせ)
-
|